訳出目的

訳出目的

訳語キーワードの「訳出目的」欄について

どういう目的で訳語を作ったのかをおおまかに伝える欄です。

単語の訳は“時と場合や文脈に応じて変化する”ものですが、ある単語をポンとひとつ訳語として紹介された場合、読む人はその前提に気がつきにくいものです。普通“自分がその言葉を使うかどうか”で考えるものですが、自分が使う言葉としてはおかしいという結論に至ることも多いでしょう。

例えば「ADSL」の訳語は「非対称デジタル加入者線」ですが、一般人にとってあまり理解に役立つものではないでしょう。この字面でアナログ電話回線なのだから嫌になります。

しかし“高速アナログ回線”と言い換えればいいかと言えば、技術者や業界関係者はそれでは困るでしょう。xDSLの一種であることすらわかりません。それは「ADSL」ではないということになります。

「ADSL」の語義をしっかり伝える技術翻訳と、日常で使いやすい言葉を提案する言い換えでは、恩恵を受ける人々が違ってくるわけです。

それを示すためにこの欄を設けてみます。

語訳目的

元の言葉の意味を包括的に表現していて、その言葉の訳として汎用的に使えることを目的とした訳出です。特定の業界での専門用語・技術用語・学術語を意識した術語翻訳の場合、カッコして何用の翻訳か書いてあると良いでしょう。

    • yesterday……昨日
    • ADSL……非対称デジタル加入者線(通信)

言い換え目的

元の言葉の意味を包括しておらず、場合によっては違う意味であっても、ある場面で利用しやすいよう置き換えられる言葉の提案を目的とした訳出です。場面や業界によって色々な意味のある単語の場合、カッコして何用の言い換えか書いてあると良いでしょう。

この他に分類案がございましたら

掲示板などで「訳語キーワード訳出目的○○の追加提案」のような形でご提案ください。「言葉遊び」のような分類はあえて設けませんでした(真面目に書いてあるほうが面白そうですし、遊びだと宣言しちゃうのは遊びとして逃げ口上のような野暮なかんじがしますので)。「言い換え目的」にしておいてください。

補足

この「訳出目的」キーワードは特殊キーワードです。